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2022 年 4 月のセキュリティ更新プログラム (月例)

2022 年 4 月 12 日(米国時間)、マイクロソフトは、マイクロソフト製品に影響する脆弱性を修正するために、セキュリティ更新プログラムを公開しました。お客様はできるだけ早期に、公開されたセキュリティ更新プログラムを適用するようお願いします。最新の情報は、セキュリティ更新プログラム ガイド を確認してください。

なお、今月の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」では、このツールで削除できる悪意のあるソフトウェアが追加されています。詳細は、対象のマルウェアファミリ を参照してください。

■ セキュリティ更新プログラム、セキュリティ アドバイザリに関する主な注意点

  • CVE-2022-24521 Windows Common Log File System Driver における特権昇格の脆弱性は、既に、脆弱性の悪用が行われていることを確認しています。なお、この脆弱性詳細の一般への公開は、セキュリティ更新プログラムの公開時点では確認されていません。お客様においては、早急に、更新プログラムの適用を行ってください。詳細は、CVE-2022-24521を参照してください。
  • 今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、CVE-2022-26904 (Windows User Profile Service) は、セキュリティ更新プログラムの公開よりも前に、脆弱性の情報が一般に公開されていたことを確認しています。なお、この脆弱性の悪用は、セキュリティ更新プログラムの公開時点では確認されていません。
  • 今月のセキュリティ更新プログラムで修正した脆弱性のうち、CVE-2022-24491 (Microsoft ネットワーク ファイル システム)、CVE-2022-24497 (Microsoft ネットワーク ファイル システム) および CVE-2022-26809 (リモート プロシージャ コール ランタイム)、は、CVSS 基本値が 9.8 と高いスコアで、認証やユーザーの操作なしで悪用が可能な脆弱性です。これらの脆弱性が存在する製品、および悪用が可能となる条件については、各CVEのページの「よく寄せられる質問」 を参照してください。セキュリティ更新プログラムが公開されるよりも前に、脆弱性の情報の一般への公開、脆弱性の悪用はありませんが、脆弱性の特性を鑑み、企業組織では早急なリスク評価とセキュリティ更新プログラムの適用を推奨しています。
  • 2022年4月のセキュリティ更新プログラムを展開する際のガイダンスは、2022 年 4 月のセキュリティ更新プログラムの展開に関するサポート技術情報 も併せてご参照ください。
  • セキュリティ更新プログラムにおける既知の問題は、各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報を参照してください。既知の問題が確認されている各セキュリティ更新プログラムのサポート技術情報一覧は、2022 年 4 月セキュリティ更新プログラム リリースノートに掲載されています。

■ 2022 年4 月のセキュリティ更新プログラムを公開した製品、コンポーネント一覧

2022 年 4 月12 日(米国時間)にセキュリティ更新プログラムを公開した製品およびコンポーネントの一覧は、2022年 4月セキュリティ更新プログラム リリースノートをご確認ください。

■ 2022 年 4 月のセキュリティ更新プログラム一覧

2022 年 4 月 12 日(米国時間)に公開したセキュリティ更新プログラムの一覧は次の通りです。最新の情報は、セキュリティ更新プログラム ガイド を確認してください。

製品ファミリ最大深刻度最も大きな影響関連するサポート技術情報またはサポートの Web ページ
Windows 11緊急リモートでコードが実行される5012592
Windows 10 v21H2, v21H1, v20H2, v1909緊急リモートでコードが実行されるWindows 10 21H2 , 21H1 ,20H2 5012599
Windows 10 1909 , 5012591  
Windows Server 2022 (Server Core installationを含む)緊急リモートでコードが実行される5012604  
Windows Server 2019 , 2016, v20 H2  (Server Core installation を含む)緊急リモートでコードが実行されるWindows Server 2019 ,5012647
Windows Server 2016 , 5012596
Windows 8.1, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2012 (Server Core installation を含む)緊急リモートでコードが実行される  Windows 8.1, Windows Server 2012 R2
Monthly Rollup 5012670

Windows 8.1, Windows Server 2012 R2
Security Only 5012639

Windows Server 2012
Monthly Rollup
5012650

Windows Server 2012
Security Only
5012666
Microsoft Office重要リモートでコードが実行されるセキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド およびhttps://docs.microsoft.com/officeupdates を参考にしてください。
Microsoft SharePoint重要リモートでコードが実行されるセキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド およびhttps://docs.microsoft.com/ja-jp/SharePoint/ を参考にしてください。
Microsoft Skype for Business Server and Lync Server重要情報漏えいセキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド  およびhttps://docs.microsoft.com/ja-jp/skypeforbusiness/sfb-server-updates を参考にしてください。
Microsoft .NET重要サービス拒否セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://docs.microsoft.com/dotnet を参考にしてください。
Microsoft Visual Studio  重要特権の昇格  セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://docs.microsoft.com/visualstudio を参考にしてください。
Microsoft Dynamics 365緊急リモートでコードが実行されるMicrosoft Dynamics 365 (on-premises) version 9.1
5012731 Microsoft Dynamics 365 (on-premises) version 9.0
5012732
Microsoft Defender for Endpoint重要なりすましセキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参考にしてください。
Microsoft Malware Protection Engine重要サービス拒否セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイドを参考にしてください。
Microsoft Azure Site Recovery (VMware から Azure へのディザスター リカバリー)重要リモートでコードが実行される  セキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および Azure Site Recovery – KB5012960 の更新プログラムのロールアップ 61を参考にしてください。
Microsoft Azure SDK for .NET重要情報漏えいセキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://www.nuget.org/packages/Microsoft.Rest.ClientRuntime をご確認ください。
Microsoft On-Premises Data Gateway重要なりすましセキュリティ更新プログラムの詳細については、セキュリティ更新プログラム ガイド および https://docs.microsoft.com/data-integration/gateway/service-gateway-onprem を参考にしてください。

■ 既存の脆弱性情報の更新

2022 年 4 月 12 日(米国時間)に、既存の脆弱性 2 件を更新しました。

  • CVE-2020-8927 Brotli ライブラリのバッファー オーバーフローの脆弱性
    1) Visual Studio 2022 バージョン 17.1 はこの脆弱性の影響を受けるため、「セキュリティ更新プログラム」一覧に追加しました。このバージョンの Visual Studio 2022 を実行している場合は、この脆弱性から保護するために、2022 年 4 月のセキュリティ更新プログラムをインストールする必要があります。
    2) 対象となる.NETのバージョンを修正済み ビルド 番号に追加しました。
  • CVE-2021-43877 ASP.NET Core および Visual Studio のサービス拒否の脆弱性
    1) Visual Studio 2022 バージョン 17.1 はこの脆弱性の影響を受けるため、「セキュリティ更新プログラム」一覧に追加しました。このバージョンの Visual Studio 2022 を実行している場合は、この脆弱性から保護するために、2022 年 4 月のセキュリティ更新プログラムをインストールする必要があります。
    2) リンクを修正しました。


■ 既存のセキュリティ アドバイザリの更新

2022 年 4 月 12 日(米国時間)に、既存のアドバイザリ1 件を更新しました。

  • ADV990001 最新のサービス スタック更新プログラム
    新しいバージョンのサービス スタック更新プログラムが入手可能であることをお知らせするために、アドバイザリが更新されました。詳細については、アドバイザリのFAQ を参照してください。

■ 補足情報

  • 最新のサービス スタック更新プログラム (SSU) は、アドバイザリ ADV990001 にてご確認ください。
  • Microsoft Edge (Chromium-based) のセキュリティ情報は、公開のスケジュールが月例のリリースとは異なりますので、セキュリティ更新プログラム ガイド上で製品にて Microsoft Edge (Chromium-based) を選択してご確認ください。または、Edge のセキュリティ リリース情報にてご確認ください。
  • 各脆弱性情報 (CVE) のページには、緩和策、回避策、注意事項やよく寄せられる質問など、追加の情報が掲載されている場合があります。セキュリティ更新プログラムの適用の前に、併せてご確認ください。
  • 最新の情報は、セキュリティ更新プログラム ガイド を確認してください。セキュリティ更新プログラムガイドでは、セキュリティの脆弱性および更新プログラムの情報を、CVE、KB 番号、製品、またはリリース日別に並べ替えたりフィルターをかけたりすることができます。各月のセキュリティ更新プログラムを絞り込むには、日付範囲に絞り込む月の第 2 火曜日を指定して検索してください。なお、セキュリティ更新プログラム ガイド API を活用して、自社に特化したカスタム レポートを作成することができます。API の活用方法を紹介する 6 つのビデオ (API の情報 (GitHub)API へのアクセスHTML ファイルの出力Excel へのエクスポートCVE リストの取得KB リストの取得) を公開していますので、是非ご活用ください。
  • セキュリティ更新プログラム ガイド に更新があった場合の通知を受け取る仕組みの実装が予定されています。詳しくは、 ブログ “Coming Soon: A Brand-New Notification System!” をご参照ください。

次回のセキュリティ更新プログラムのリリースは、2022 年 5 月 11 日を予定しています。詳しくは、年間スケジュールを参照してください。


更新履歴

2022 年 4 月 15 日: 2022 年 4 月のセキュリティ更新プログラム一覧の、Windows 10 21H2, 21H1 ,20H2 用の KB 番号を修正しました。