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Microsoft Security Essentials FAQ風まとめ

小野寺です。  Microsoft Security Essentials (MSE)を公開してから、このBlogにも多数のコメントを頂きました。その中で、いくつかあった疑問・質問をここにFAQ風にまとめてみます。 Q Microsoft Security Essentialsをインストールするべきですか?A ウイルス対策ソフトを使っていない、最新の(状態の)ウイルス対策ソフトでは無い場合はインストールする事を強よ~くお勧めします。 Q 今、ウイルス対策ソフトを使っています。切り替えるべきですか?A 使っているウイルス対策ソフトが、最新(の状態)であれば、切り替える必要はありません。しかしながら、セキュリティセンターやアクションセンターから「対策ソフトが入っていない」旨のメッセージが出ている場合は、偽ウイルス対策ソフトを導入してしまっている可能性もあります。その場合は、Microsoft Security Essentialsを試してみることも検討してください。 Q Windows Defenderとの違いはなんですか?A Windows Defenderは、スパイウェアと呼ばれる特定の脅威にのみ対応します。Microsoft Security Essentialsは、スパイウエアはもちろんですが、ウイルス等を含めた脅威全般に対応するため、Windows Defenderの機能を包含しています。 Q Microsoft Security Essentialsを利用していれば、Windows Defenderは不要ですか?A はい。Windows Vista, Windows 7には、Windows Defenderが標準で組み込まれています。これらの環境では、Microsoft Security Essentialsをインストールすることで、Windows Defenderが自動的に無効となります。 Windows XPについては、Windows Defenderをアンインストールする事をお勧めします。 Q Microsoft Security Essentialsは、Windows XP でなぜ1GBものメモリを必要とするのですか?A Microsoft Security EssentialsをWindows XPで動作させる場合に必要なメモリは、256MBとなります。近日中に1GBと記載されているサイトを更新予定ですしました。 Q Window XP 64bit用のMicrosoft Security Essentialsはありますか?A …

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無料のマルウェア(ウイルス)対策ソフト

小野寺です。 すでに一部で報道されておりますが、本日からMicrosoft製の無料のマルウェア(ウイルス、ワーム等)対策ソフトの提供を始めました。以前に、Morro の開発コード名で公表し、Microsoft Security Essentials (MSE, マイクロソフト セキュリティ エッセンシャルズ) と命名しました。以下のサイトから、ダウンロードして使用することができます。   http://www.microsoft.com/security_essentials/?mkt=ja-jp  MSEは、基本的なマルウェア対策に機能を絞ってはいますが、マルウェア対策の機能は一切限定していません。いわゆる常駐監視型で、マルウェアの定義情報(パターンファイル)も、企業向けの対策製品であるForefrontと同様にフルセットの定義情報が提供されます。セキュリティ インテリジェンス レポート (SIR) でも、ここ数回は世界で最も感染率の低い国との結果が出ていますが、最近の詐欺ウイルス対策ソフトや、脆弱なアプリケーションを通じた感染等、さまざまな要因で若干ですが、感染率が上昇傾向にあります。 このMicrosoft Security Essentialsによって、今までマルウェア対策ソフトの導入をためらっていた人や、期限切れの更新されていない対策ソフトを使い続けてしまっている人に、まず導入していただいて少しでも感染率を下げていきたいと思っています。 日本は、あまりにも感染率が低くて、犯罪者も狙わない国になれば最高なんですけどね。 ちなみに、MSE が使用できるOS環境は、 以下の通りです。 Windows XP (Service Pack 2, Service Pack 3) Windows Vista (初期出荷版:RTM, Service Pack 1, Service Pack 2) Windows 7 一応、XP のService Pack 2 や、Vista のRTM, Service Pack 1にも導入可能ですが、セキュリティ更新プログラムの適用を考えると、最新のサービスパックをMSEを導入するついでに、ぜひインストールしてください。サービスパックやOSのバージョンが上がるにつれ、感染率が劇的に下がっていくこともデータに現れており、マルウェア対策のための重要な要素となっています。 導入や使いかたについては、Microsoft answers が役立つかもしれません。

無償マルウェア対策ソフト: Microsoft Security Essentials (Morro)

小野寺です。 昨年の11月頃に、無償のマルウェア対策製品(開発コードネーム’Morro’)を提供するとアナウンスしておりました。既に報道等々で、ご存知の方も多いかと思いますが、「Microsoft Security Essentials」という名称で、正式提供に向けて作業を進めており、来週から英語版、簡体中国語版とポルトガル語版で、βテストも開始されます。βの完了後、完成版のリリースの際には、日本語も含めて幾つかの言語版を提供する予定です。 Microsoft Security Essentials が動作するのは、Windows XP Service Pack 2以降、Windows Vista, Windows 7 の各64bit/32bit版を予定しています。提供方法は、Webからのダウンロード配布となると思います。 Microsoft Security Essentials が提供される事で、いままで、ウイルス対策ソフトを購入する事が難しい経済事情の国、セキュリティにどうしても意識の向かなかった方々も含めて、マルウェア対策ソフトの導入率を向上させたいというのが私の願いです。マルウェアは、ネットワークにつながる誰かが感染していれば、犯罪者は利益を得られる為、行為を継続しますし、感染端末は、他の端末への脅威となります。 対策ソフトの普及で、この感染端末が今よりも、少しでも減っていけば、今よりも安全なインターネットになるはずです。 マルウェア対策ソフトの普及率が低くないと言われる日本ですら、毎月の「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」(MSRT)で、種類によっては、数万単位のマルウェアが駆除される事があります。 日本ですら、そのような状況で他の国はもっと悲観的な状況である事はご想像に難くないと思います。 このMicrosoft Security Essentialsで、すべてのマルウェアの問題を解決できるわけではない事は分かっています。 しかし、この対策ソフトの提供で、少し状況を変えて、犯罪者が動きにくいインターネットを実現したいですね。 司法と協力したマルウェア開発者の逮捕への協力活動や、製品自体の安全性や安全のための機能強化は、今まで以上に力を入れていきます。 ちなみに、企業、サーバー向けとしてForefrontの提供も継続していきます。統合的な管理、サポート、マルウェア対策以上にセキュリティの脅威全体に対処するための機能が必要なケースでは、Forefrontをお勧めします。 Microsoft Security Essentials は、マルウェア対策のすそ野を広げる事が目的のソフトウェアですので、法人での利用や、既存の信頼のおけるマルウェア対策ソフトウェアからの置き換えには不向きかもしれません。