Windows Defender Antivirus

「Emotet」の大規模感染を阻止した人工知能のしくみ

2 月 3 日午前 12 時 46 分 (現地時間)、ノースカロライナ州に住む Windows 7 Pro のお客様が Trojan:Win32/Emotet (英語情報) と呼ばれる新手のマルウェア キャンペーンの攻撃の最初の被害者となりました。その後 30 分の間に 1,000 人以上に攻撃が仕掛けられましたが、Windows Defender AV の瞬時の自動保護により、すべてのお客様が被害を免れました。

Windows Defender ATP の機械学習と Antimalware Scan Interface: スクリプトを悪用した「環境寄生型」攻撃の検出

高度な標的型攻撃を実行するアクティビティ グループや、無差別型の脅威を展開するマルウェア作成者によるスクリプトの悪用が進んでいます。
JavaScript、VBScript、PowerShell などのスクリプト エンジンは、攻撃者にとって大きなメリットがあります。これらは正規のプロセスを通じて実行されるため、「環境寄生型」攻撃 (ディスクを操作するのではなく、一般的なツールを使用してインメモリでコードを直接実行する攻撃 (英語)) のためのツールとして最適です。スクリプト エンジンの多くには、オペレーティング システムの一部として、インターネット上のコンテンツをオンザフライで評価して実行する機能が備わっています。さらに、広く使用されているアプリと統合すれば、ソーシャル エンジニアリングを通じて悪意のあるコンテンツを配信するうえで効果的な手段にもなります。この点は、スパム攻撃におけるスクリプトの使用 (英語) が増加していることからも明らかです。

Petya ランサムウェア攻撃に対する Windows 10 プラットフォームのレジリエンス

2017 年 6 月 27 日に発生した Petya ランサムウェアによる攻撃 (このブログで詳細分析を実施 (英語情報)) は、先月の WannaCrypt (WannaCry としても知られる) 攻撃よりも影響が大きい事態として認識されているかもしれません。なぜなら、Petya は WannaCrypt と同じ SMB のエクスプロイトを悪用し、さらに 2 つ目のエクスプロイトとその他の横断的な侵害手法を追加しているからです。しかし、テレメトリでは攻撃の蔓延範囲は WannaCrypt よりも少なく示されています。

進化したウイルス対策

「ウイルス対策なんて時代遅れなテクノロジだ」と言う人もいます。そもそも “ウイルス対策” とはどういう意味でしょうか? マイクロソフトにとってウイルス対策とは、お客様の “デバイスを悪意のあるプログラムによる感染から守る製品” を表す最も一般的な用語です。”ウイルス対策” と言うことは、(私自身のような) 南部出身者が炭酸飲料を “コーラ” と呼ぶことと似ています。もしくは英国出身である私のパートナーが、掃除機をかける時に家を “フーバーする” と表現することと同じです。